主人が突然他界してから、2年が経ちました。
学生時代からずっと付き合い、結婚し、子供2人。専業主婦。
このままの幸せが当たり前に続くと思っていた矢先、何の前触れもなく突然死……
初めは何が起こったのか分からず、ただただ置いていかないで…私も連れていって…
これしかありませんでした。
バタバタと葬儀が終わり、皆が帰った後、残ったのは山ほどある手続き…
役所でも、電話でも、何度「主人が亡くなりまして…」と言ったか分かりません。
その度に、溢れてくる涙、今まで経験したことのない息苦しさ、喪失感、不安に襲われ、自分がどんどん壊れていく様でした。
「何とかしないと!」という焦りと「逃げ出したい!」という恐怖とただただ毎日闘っていたように思います。
世の中は、いつもと変わらず時が流れていて……
私は何を見ても何をきいても苦しいだけ……
色のない世界って本当にあるんだ……
自分だけがいきなり違う世界に放り込まれたようで……
その時は起き上がる事さえ必死でした。
周りの励ましや大丈夫?の声も、胸を締め付けるだけの言葉にしか聞こえず、未成年の子供たちがいるにも関わらず、明日、目が覚めなければいいのに…
そんなことをずっと考えていました。
こんな辛い経験をした人っているのだろうか…毎日どうやって生きているの?
とふと思い、藁をもつかむ気持ちで検索していて出会ったのが天国組。(アルシエロ)
初めてオフ会に参加した時、あまりの沢山の方にビックリしました。
私のようにぼろぼろの状態の方もいらっしゃれば、必死で前を向いて頑張っておられる方もいらっしゃいました。
私自身、どうすれば前を向けるのか…最初はまだまだ暗闇の中でしたが、行きの電車と帰りの電車では、明らかに何かが違っていました。
年数は様々ですが、気持ちは皆、同じ。
「私も最初はそうだったよ」「分かる分かる。しんどいよね」「辛いときは、いつでも吐き出していいし、落ち込むのも当たり前。それを我慢する必要もないし、今は無理して頑張らなくてもいいんだよ」「仕事も今、無理にしなくても大丈夫」等々。
寄り添ってくれる言葉にどれだけ救われたか分かりません。
ここの皆の言葉だけは、私にはスッと入ってきました。
今でもまだ、気持ちの波はありますが、明らかに、2年前の私とは違います。
いつでも聞いてくれる仲間がいる!支えあえる仲間がいる!そう思えるだけで、世界は変わります。
私はアルシエロに出会えて良かった!
心からそう思います。
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