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悲しみの処方箋 あきらめきれない悲しみ 「伴侶」との別れ

~寺田理恵子さん ~

 

さて、これまで死別に関する新聞記事や本を紹介しながらそれについてのお話をしてきました。

今回は元フジテレビのアナウンサー  寺田理恵子さんのお話です。

 

寺田さんのご主人は2012年に大動脈瘤破裂で亡くなられたそうです。

さっきまで元気だったご主人の思いがけない死を何度も夢?と思ったそうです。

 

そして、ご主人の病気に気づかなった事の後悔と

夫は自分を恨んでいるかもと思ってしまったそうです。

 

突然の場合はそうなりますよね。

私も1度目はそういう状況だったので、共感しました。

 

うろたえて受け入れられなくても、親族・友人の連絡、葬儀の準備や手続きの数々。

悲しむ時間もなくやらなければいけないことばかりが押し寄せてきます。

 

本当に辛い時に追われるように次から次へと決める事や、やる事がやってきますよね。

 

そんな寺田さんは

「前向きになれるまでの時間は人それぞれだと思います。私の場合は少しずつ気持ちが上を向いてきたように思います。泣きたいときは我慢せずに泣いたのもよかったのかな。悲しみは消えないけれど、気分がすっきりしたのを覚えています。」と言っておられます。

 

私も同じだなぁーと思いました。確かに悲しみはほんとに全く消えないけど、泣いた方がすっきりするんですよね。

みんな同じだなぁ~と思いました。

 

色んな方が進んできた〝道のり 〟の話を少しずつご紹介していきたいと思います。