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悲しみの処方箋③

悲しみの処方箋

イルカさん

《 シンガーソングライター》

 

気がつけばもう10月

と言うことは今年も残りあと2ヶ月❕

(  Д ) ⊙ ⊙

本当に月日の過ぎるのは早い!と思う今日この頃です。

 

今回は〝なごり雪〟が大ヒットした歌手のイルカさんのお話です。

 

イルカさんはパーキンソン病のご主人を20年介護されたそうです。

ご主人は39歳に病気を発症したそうです。

 

〝20年も介護をされていたんなてすごいですよね。〟

 

そういう事情もあって、イルカさんはご主人の死を覚悟していたそうです。

それでも、実際にそうなったらその喪失感は想像を超えていたようです。

 

〝その喪失感は私達もどれほどのものか理解しますよね。〟

 

イルカさんは悲しくてどうしていいか分からなくなっていた時、人からこう言われたそうです

「難行、苦行は終わり。人生の次のステップにあがらなくちゃ。

自分が幸せになる事をしなさい。それが人を幸せにする」と。。。

自分が辛いと「こんなに辛いのに誰もわかってくれない」と人に対しても気持ちが荒んでくる。

でも、自分が幸せだと人に優しくできる。「みんなも幸せになってほしい」と思える。

「自分の事は二の次で」と思ってきたけれど、自分が幸せになる事も大事。

 

悲しみも寂しさも、自分の感情を認めて抱きしめてあげる。

やりたいことをして、自分の心を喜ばせる。

それが自分を大切にするということ。

「悲しむまいと思っても無理だし、無理すれば余計に辛くなります。

悲しい時は泣こう。とことん泣いて悲しみの底にぺたんと着けば後は心が浮上するだけ。

その時を待ちながら歌ったり、絵を描いたり、やりたいことをして、

『 これが楽しかった』『 あれがおいしかった』という小さな幸せ見つけていこう。

小さな幸せを積み重ねて自分が幸せになり、みんなが幸せな気持ちになるような歌を歌おう。

それが私にできる人を幸せな気持ちにすることだから」

 

自分は二の次で人を大切にする人生から胸の中にいる夫を支えに自分の幸せを探す人生へ。

 

〝皆さんは自分を幸せにするために何をして幸せを積み重ねますか?〟

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コメント: 2
  • #1

    hisami (土曜日, 13 10月 2018 11:55)

    そうですね。自分を幸せにできるのは他人ではなく自分なんですよね。
    すごく心に響いて泣きました( ; ; )
    イルカさんがそんな人生を歩んでいたなんて知りませんでした。20年は恐ろしく長いです。そんなに長い時間、不安を抱えながら支えてきたと思うと想像を絶します。
    こういうエピソードを見聞きする度に悲しくて辛いけど感謝して生きなければと身が引き締まる思いです。

    私の幸せは大切な2匹の猫が元気でのんびりしてる姿を見ることです。この小さな幸せが続きますようにと祈るばかりです。
    毎日のものすごいストレスから自分の身を守ることを最優先して私達は亡くなった大切な人達の分まで幸せにならないといけませんね!
    いつも素敵なつぶやきありがとうございます。

  • #2

    大森 (水曜日, 17 10月 2018 09:38)

    hisamiさん
    コメントありがとうございます。
    このブログ、ひょっとして誰も見てないんじゃない?と萎える気持ちもあったので、ホントにうれしいです。
    これでまた、次を書く気持ちが湧いてきました(笑)

    そうですよね。
    私も本を読むまでイルカさんがこういう人生を歩んでいるとは全く知らず驚きました。
    ホントに辛かっただろうなぁと思いました。

    小さな幸せって実はホントにすごい事なんだなぁと私も思います。
    毎日、何もなく普通に過ごしてるありきたりの毎日がどんなにミラクルなのか!と今、実感します。

    私も前は幸せは人からもらうものみたいな感覚があったけど、今は違います。
    幸せは自分が掴むものと思っています。

    そうです!
    亡くなった人の分まで、幸せに楽しい人生を生きていいと思います。

    泣くのも凹むのむだめじゃないけど、後からは笑顔にもなりたいですね!